私達の組合は「相互扶助」が精神です
当組合は中小企業の集団化を目的に、平成13年に有志8社で移転検討会を立ち上げました。
種々の検討を重ね、平成15年に「準備組合」を発足し、平成17年8月に「協同組合SIP座間」を設立。県・市の指導を受けながら、組合が主体となって座間市栗原地区の日産栗原寮跡地に造成・工場建設した、5業種8社で構成する座間市で初めての工業団地であります。その後、1社が諸般の事情により破産による撤退をしましたが、公募により平成29年12月に自動車整備業の会社が加わり、6業種8社となり現在に至っております。
当地区は、東京から約40km、横浜から約20km圏内に位置しており、市内には国道246号線が東西をまたいでおります。市域外ですが近距離に東名高速厚木ICと横浜ICがあることで、交通の利便性が高く、周辺は自然環境に恵まれた場所に立地しており、令和3年3月には綾瀬スマートICも開通いたしました。
設立から18年が経過した現在、中小企業を取り巻く環境は今後も厳しさを増すと思われます。協同組合の強みを生かして組合が一体となり、職場環境の改善や福利厚生の充実、更には後継者の育成、技術・技能を伝承する優秀な人材の確保に尽力いたします。そして組合が中心となり、各種事業を実施して組合活動の基盤強化に努め、組合員の利便性と経費削減の支援など積極的に活動していく所存です。
末尾ながら、日頃より当組合に携わっていただいております関係機関の皆様に改めて御礼を申し上げますとともに、今後もさらなるご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
令和5年11月
協同組合SIP座間
理事長 和田 博